学校旗制作工程
制作工程1.図案の書き起こし
初めに学校旗のデザイン書き起こしを行います。見本旗(既存学校旗)がある場合は、その見本旗から学校章と学校名のデザインを写し取り、学校旗のデザインを起こしていきます。
制作工程2.着色図案・完成イメージ作成
工程1で制作したデータを用いて、着色図案・完成イメージを提出させていただきます。
既存学校旗とは異なるデザインをご希望されるお客様には、旗生地の色や学校名のレイアウトを変更した数パターンの着色図案をご提案させていただきます。
制作工程3.旗生地の制作
紡ぎ撚った絹糸、学校旗の基盤となる旗生地を織上げます。
旗生地には3種類の密度と織方の生地があり、選択できます。
制作工程4.校章の刺繍
制作した下書きを旗生地に写し、打合せ済みの仕様書に基づいて学校章・学校名の刺繍を施していきます。
刺繍は職人が丁寧に一針一針手間暇を掛ける、手差し刺繍に拘っています。
制作工程5.旗棒の制作
学校旗を設置する旗棒を制作します。何度も漆を塗り重ね、艶のある旗棒に仕上げて行きます。
制作工程6.竿頭の制作
学校旗の旗棒の先には校章を刻んだ竿頭を付けます。竿頭はどの角度から見ても校章が見えるように、三面で構成されており、「三方正面」とも呼ばれています。
丸型に校章を刻んだベーシックなものから、校章の形に加工する変形竿頭にも対応しております。
制作工程7.フレンジ・モールの縫製、各種付属品を組合せ完成
豪華さと華やかさを演出するフレンジやモールを縫製していきます。旗生地の内側に取付けられる装飾を「モール」、旗生地の縁周りに取付けられる装飾を「フレンジ(真田付フレンジ)」と呼びます。フレンジ・モールには様々な種類があり、制作する学校旗の仕様で異なります。
学校旗を取付ける「旗棒と飾金具・飾り紐」、旗を立てて飾る「旗立台」や行進時に使用する「帯皮」、保管用の「収納サック・収納トランク」、その他学校旗使用に必要な付属品一式を組合せてお届けします。